意外と知らないお見舞いの知識
お見舞いというのは経験がないほど周囲の人が元気であるという証拠ですから、経験が少ない方が良いものです。
とはいえ、実際にお見舞いに行くことになった場合には相手に失礼にならないようにきちんとマナーを抑えた上で足を運ぶことが重要です。
入院中というのは、本人も家族もかなりナイーブになりますし、日頃はなんともない些細なことでも気に触る事もありますし、場合によっては傷つけてしまう事もあります。
そこで、しっかりとマナーを確認した上で足を運ぶ用にしましょう。
お見舞いのマナー
お見舞いで最も重要にするべきことが気配りです。
これは入院している本人に対してもですが、家族に対しても当てはまります。
お見舞いであるために、病気の話をしてしまいがちですが、病気のことをあれこれと聞いたり、退院時期がどのくらいになるのかを確認したりするようなことはプレッシャーにもなりますし、病状によっては話したくない状況である事もありますから避けるようにしましょう。
また、早く良くなってね、とか仕事がどういった状況であるかということを伝えるのもプレッシャーになるので避けるようにしましょう。
もちろん、相手から聞かれた場合にはある程度答える事は問題ないですが、言葉や内容はしっかりと選んで伝えることが望ましいです。
お見舞いに行くにあたっての準備
お見舞いに行くにあたっては、まずはお見舞いに行って良いかを確認することが必要です。
入院中や手術前後はバタバタとする事もありますし、相手と連絡がつかないという事もあります。
そのような場合には、何度も電話をしたり直接訪問したりせず、見舞い品を自宅に送っておいたり、メールや手紙で見舞いに行っても良いかの確認の連絡をしておく方が良いです。
またお見舞いについても、体調であったり家族や本人の意向であったりから最小限に絞られるケースもあります。
そう行った場合には無理に足を運ぶのは避けるべきです。
会社の人や取引先の人の場合には、会社から代表者がお見舞いに行くようにしましょう。
お見舞い品の贈り物や金額の相場
お見舞いの定番としてはフルーツを持って行くことが多いですが、人によってはその間柄からリクエストをしてくる事もあります。
仲の良い友人の場合には具体的に時間を潰すための本が欲しいとか好きな食べ物をリクエストをしてくるということをしますから、そういった際には希望しているものをそのまま贈るようにしましょう。
フルーツについては人気ですが、意外と皮を剥いたり洗い物が出たりと面倒なものでもあります。
そこで、ジュースやゼリーといった加工品の方が望ましい場合もあります。
お見舞いで品物を用意する際もお金を包むさいも、友人や知人ならば5千円、近親者ならば1万円、会社関係者ならば3千円が相場です。
何人かでまとめて用意する場合にもこれに準じて用意するので問題ありません。