せっかくのプレゼントも贈るタイミングは重要
出産祝いとして心のこもった贈り物は喜ばれますが、そんなプレゼントであっても贈るタイミングが悪いと逆に失礼になってしまいます。
そのため贈るタイミングをきちんと理解しておき、適切な時期に贈るように心がけることが大切です。
まず出産後どのあたりの時期に贈ればいいのかという疑問についてですが、生後1週間後を一つの目安としてみてください。
出産を経験したママは疲れ果ててしまっており、このタイミングで贈るのは常識を問われてしまいます。
そのためある程度体が休められた生後1週間後あたりが好ましく、このあたりであればマナー違反にはなりません。
また生後1か月後までには贈るようにしましょう。
あまり遅いと出産したことを忘れていたように思われてしまうので、遅くならないように気を付けてください。
日本茶は贈ってはいけないプレゼント
出産を経験したママに対して贈る品物ですが、どんなアイテムであってもいいわけではありません。
まずプレゼントとして一般的な日本茶ですが、これは出産祝いの品として避けるようにしてください。
日本茶は香典返しでも使用されることがあり、あまり縁起のいい印象がありません。
またキッチン用品として高級なイメージのある包丁ですが、このアイテムもプレゼントとしては適していません。
縁を切るというイメージがあるので出産祝いとしては適していないからです。
また果物ナイフなど、刃物は全般的に好ましくないと覚えておきましょう。
食品の中には好ましくないアイテムも結構ある
プレゼントとして食品は一般的なものですし、贈り物として嬉しいので出産祝いに選択するという方も多いものです。
しかし中には出産祝いの品として適切ではないアイテムもあるので、あらかじめ理解しておくことが大切です。
出産を経験したママは母乳で赤ちゃんを育てる場合もありますが、そんなケースでは口にする食品にこだわる必要があります。
まずアルコールを含む食品はプレゼントとして適していないので、お酒は贈らないようにしましょう。
またお菓子の中でもアルコールを含む食品がありますが、こういったアイテムを避けてください。
さらにカフェインも体に入れない方がいいため、チョコやコーヒーなどは避けた方が無難です。
出産祝いにはのしは必要
主産祝いのプレゼントではのしは必ずつけるようにしますが、その時に水引は白と赤の蝶々結びを選ぶといいでしょう。
また表書きには、お祝いや出産祝いにすると間違いがありません。
また表書きを書く時には、ボールペンは避けるようにしてください。
黒の筆か筆ペンを使用し、楷書でゆっくり丁寧に書くようにします。
字を書くことが苦手な方は、できるだけきれいに書くようにすれば失礼には当たりません。
心を込めて書けば、その思いはプレゼントを受け取った方もきっとわかってくれることでしょう。