相手にとって失礼になる手土産がある
手土産を持っていくという時にはセンスが問われるものです。
さりげない気遣いができており、なおかつオシャレで可愛いものを持っていけると、とても評価が高くなります。
それに対してセンスのないものを贈ってしまうとネガティブな印象を持たれてしまいます。
そして何よりも避けるべきなのが、マナー違反の贈り物です。
相手に対して失礼にあたるようなものを贈ってしまうとこれからの関係性に亀裂が入ってしまうこともありますから注意をしましょう。
入院のお見舞いでのマナー
入院をしている人との面会というのはとてもデリケートなものです。
本人もその家族もピリピリしていることが多いですから、日頃は受け流せることでも不快な思いをさせてしまうこともあります。
言動からお土産までしっかりと気を配ることが重要です。
お見舞いに行くにあたってはきちんとアポを取ること、人と面会しても問題ない状態であるのかを確認することが重要です。
人によってはリハビリ中の姿を見て欲しくないとか、入院中は静かに過ごしたいとか希望がありきて欲しくないと思う人もいます。
必ず相手の意思を尊重してお見舞いに行くようにしましょう。
またお土産もきちんと配慮をすることが重要です。
入院中に贈ってはならないものとして鉢植えの花や有名です。
根付くために寝付くを連想させて長い入院になると考えられるためです。
意外と知られていないのがシクラメンも語呂合わせで避けた方が良いとされていますし、血を連想させるために赤い花もあまり好まれません。
花がボトッと落ちてしまうために椿も良くないとされていますし、香りが強い花も避けた方が無難です。
便利であるからとパジャマや寝具を贈る人がいます。
確かに入院中は着替えがあると便利なのですが、これも寝付くことを連想させてしまうのであまりよくありません。
現金でのお見舞いは持って行って良いのか
入院中のお見舞いというのはあれば便利なものを持って行くこともできますが、荷物になってしまうことや他の人からも同じようなものをもらってしまうことが不安でもあります。
何かと物入りが多く入院中は出費がかさんでしまうため、現金の方が喜ばれるケースもあります。
ただし、目上の方のお見舞いで足を運ぶ際には現金を包むというのは失礼にあたることが多いです。
そのため、目上の方の場合には現金を避けた方が望ましいですし、目上の方でない場合にも断られた時のために他の手土産を持参した上でお見舞いのお金を渡す方が良いです。
お金の相場としては、親族は1万円、友人は5000円、職場関係の人なら一人3000円が妥当なところといわれています。
これは手土産の相場でも当てはまるので参考にして見てください。